執拗な侵入者
鳴門板東ペアは朝早くから巣作りに励んでいる途中、ゆうひ(J0044オス)だけが巣に居る時に、侵入個体が巣に降りようとします。ゆうひは必死で追い払いますが、繰り返し襲って来て、映像の終盤近くでは、巣から2mほどの電線にとまりかけます。
最後はゆうひに追い払われましたが、これまでで最もしつこい侵入者だったかも知れません。
鳴門板東ペアは朝早くから巣作りに励んでいる途中、ゆうひ(J0044オス)だけが巣に居る時に、侵入個体が巣に降りようとします。ゆうひは必死で追い払いますが、繰り返し襲って来て、映像の終盤近くでは、巣から2mほどの電線にとまりかけます。
最後はゆうひに追い払われましたが、これまでで最もしつこい侵入者だったかも知れません。
今日は巣材搬入をペア計で32回、交尾は2回でした。
昨夜から今朝にかけてペアで巣でねぐらをとりました。
本格的な巣作り開始と言えそうです。
映像は、ゆうひ(J0044オス)、あさひ(J0480メス)の順で巣に枝を運び入れます。あさひが巣に向かう時はカメラの前すれすれに通り、画面いっぱいに映ります。
今日は、巣材搬入が一気に増え、交尾も行われました。
映像では、鳴門板東ペアが相次いで木の枝を巣に運び入れたあと、交尾をします。巣材搬入は22回、交尾は2回でした。
今度こそ、今年の産卵に向けてスイッチが入ったのでしょうか。
今日の鳴門板東ペアは、今年に入って最も多い6回の巣材搬入をしました。
映像では、ゆうひ(J0044オス)が小さめの枝をくわえて巣に戻り、続いてあさひ(J0480メス)がとても小さい枝のような物をくわえて戻ります。
2月2日。巣に緊急帰還したのはあさひ(J0480メス)、続いて巣の手前の電柱に1羽がとまり、4羽が上空を乱舞。電柱の1羽はゆうひ(J0044オス)かと思いましたが、ほかの個体に追い払われます。追い出した方がゆうひなのでしょう。
このあとペアは2羽とも巣を離れますが、日没後にあさひだけが戻って、翌日(2月3日)の朝まで巣で滞在しました。
ゆうひ(J0044オス)が緊急帰還した巣の周りを、一度に少なくとも3羽の侵入コウノトリが目まぐるしく飛び回り、巣に降りようとする個体も。侵入者を追撃していたあさひ(J0480メス)も巣にもどって、ペアで警戒のクラッタリング。
このあと、昼前にもペアが巣に戻って警戒クラッタリングをしていました。
鳴門板東ペアにとっては有難くないことですが、このような刺激が繁殖行動を促進するようです。