認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

早朝の出発

3羽の幼鳥は、朝早く巣を出て行き、日暮れまで帰ってこないことが多くなっています。今朝は日の出前の4時45分頃に3羽とも出ていきましたが、これでもここ数日の中では遅めです。
映像では、いつものようにメスのJ0420(なみ)が先にきれいに飛び立ち、 J0418(爽)とJ0419(大)はじゃれあったあと、相次いで、少しぎこちなく飛び立ちます。
2番目の映像は一昨日のもので、昼前に一度、3羽そろって巣に戻りましたが、見事な連続着地(着巣)です。

早朝の飛び立ち
3羽の連続着地(着巣)

ランディングが上達

鳥にとっては飛び立つことよりも、目標地点に着地することの方が難しいようです。特に、高いところにある巣へちゃんと降り立つのは、初心者マークの飛行家にとってはとても難しそうです。
映像では、爽(J0418オス)、なみ(J0420メス)、大(J0419オス)の順で巣へ戻ります。
今日のランディングは3羽ともずいぶん上手になっています。
6月16日の映像と見比べてみてください。

今日のランディング

まだまだ親がかり

3羽の幼鳥は、巣立って1週間が過ぎました。自分で餌をとることもできますが、まだ頻繁に両親から餌をもらっています。
先の映像は、巣に戻って親の給餌を待っていた3羽のもとに、母鳥あさひ(J0480)がやって来て夕食を与えて出ていきます。
あとの映像は、仲良しきょうだいの様子。大(J0419オス)が爽(J0418オス)の顔やクチバシを優しくつついています。爽が喜んでいるかどうかは分かりませんが、少なくとも怒ってはいないようで、このシーンが延々と続きます。

母鳥による給餌
仲良しの大と爽

3羽とも無事に巣へ

昨日巣立ちした3羽。2羽のオスは巣に近づいた人による「強制巣立ち」だったようで、昨夜は巣に戻りませんでした。メスのなみ(J0420)が12回ものフライト訓練ののちに巣立ちしたのと違い、1回も飛ばないまま巣立ち本番になってしまったため、地面から飛び立つのが難しかったためと思われます。
それでも今朝、大(だい;J0419オス)が巣に戻り、午後には爽(そう;J0418オス)が巣に戻れました。
2本の映像は、3羽それぞれの巣へのランディングの様子です。
1本目は、大。右から左へ通り過ぎそうに(汗)
2本目は、爽が大の頭上に落下?して、最後はなみが見事なランディングを見せます。
3本目の映像は、3羽仲良くまったりと。

大(J0419オス)の初めての巣へのランディング
爽(J0418オス)となみ(J0420メス)の巣へのランディング

巣立ち

3羽のひなが巣立ちました。
一昨日からしきりにフライトの練習を繰り返していた「なみ(J0420メス)」が昼前に巣立ち。
午後には大(J0419オス)と爽(J0418オス)がほぼ同時に巣立ち。このオス2羽はフライト練習をしないまま巣を飛び出しました。何かに驚いて飛んだようです。
この時は、巣の近くに10名ほどの工事関係者がいましたが、目撃者によると巣の下に二人のカメラを持った人物が入り込んでいて、このカメラマンに驚いたのではないかとのことです。
巣立った幼鳥はしばらくの間は巣に戻ります。なみは夕方には巣に戻ったものの、大と爽は戻らず。練習が足りないオス2羽は地面から飛び立つのが難しいのかも知れません。
これまでとは事情が違う巣立ちになりました。

なみの巣立ち
大と爽の巣立ち
巣の近くの水田で餌を探すなみ

なみ、初フライト

昨日、果敢なジャンプと浮游を見せていた一番小さいなみ(J0420メス)が3羽のトップを切ってフライトに成功しました。
昼から夕方にかけて計4回、ついに巣から飛び出しましたが、巣外には着地しなかったため巣立ちには至らず。
映像は夕方のフライトで、すぐそばの電柱では母親のあさひ(J0480)が見守っていました。

今日4回目、元気に巣を飛び出していくなみ(J0420メス)
巣の右手前の電柱では母親のあさひが見守っている
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