認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

とくしまコウノトリ基金とは

コウノトリが舞う笑顔輝く未来に

活動の様子

認定NPO法人とくしまコウノトリ基金は、コウノトリをはじめとする希少鳥類の保護と、豊かな自然を活かした地域農業や地域経済の活性化を目的としています。また、私たちの活動は、国連が提唱している「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成を目指します。SDGs

● コウノトリの野生復帰

徳島県では、鳴門市を中心にたくさんのコウノトリがやって来るようになり、2017年から毎年、繁殖に成功しています。この地でのコウノトリの定着と繁殖は、順調に見えますが、繁殖しているのはわずかに1ペアだけです。
この貴重な繁殖地に第二、第三の繁殖ペアが生まれ、安定した繁殖地、生息地となり、日本で一度は野外絶滅したコウノトリの本格的な野生復帰が実現するよう、取り組みます。

● 地域の農業や経済の活性化

コウノトリの生息、繁殖は、地域の農業に支えられています。長年、環境にやさしい農業に取り組んで来たれんこん畑や稲作水田は豊富な水生生物を育み、それらがコウノトリの餌となっています。農業が衰退すると、コウノトリの野生復帰は不可能になるでしょう。農業・農村をより元気にし、それを取り巻く地域の経済・社会をより活性化させるよう、取り組みます。

主な活動

「特定非営利法人とくしまコウノトリ基金」は、行政、農業団体、大学、野鳥関係団体などで構成する
「コウノトリ定着推進連絡協議会」の一員として活動します。

理事長ごあいさつ

とくしまコウノトリ基金は、コウノトリやナベヅルなど希少鳥類とその生息環境の保全活動、さらにその活動をとおして地域の社会、経済を元気にすることを目的に2019年に発足しました。

そして2023年には、4年間の活動実績や運営の透明性などが評価され徳島県から「認定NPO法人」として認められました。認定NPO法人へのご寄付や会費は寄附金控除などの対象となります。これによって、ご寄付くださる方や、会員の皆様が、税制上の優遇措置を受けられるようになりました。

このリーフレットでご紹介している取組は、私たちの活動のほんの一部です。これらは、たくさんの個人や企業、団体のみなさまのご支援がなければ不可能なものばかりです

豊かな環境の中でコウノトリが舞い、地域に笑顔があふれる未来を目指す活動に、さらに多くのみなさまのご支援ご協力をお願いいたします。

2024年11月

認定NPO法人とくしまコウノトリ基金 理事長 熊谷 幸三

認定NPO法人
とくしまコウノトリ基金
理事長 熊谷 幸三

組織概要

2024年11月現在

役 員
理事長熊谷 幸三元徳島県副知事
副理事長竹村 昇コウノトリ定着推進連絡協議会会長
理 事田村 耕一一般社団法人大学支援機構代表理事、元日本銀行徳島事務所長
理 事三宅 武元日本野鳥の会徳島県支部長、徳島県環境アドバイザー
理 事大村 龍一徳島希少鳥類研究会代表
理 事河口 洋一徳島大学准教授、四国圏域生態系ネットワーク推進協議会委員
理 事関 健志日本生態系協会専務理事
監 事西堀 尚良四国大学短期大学部教授
監 事野田 勇人NPO法人れんこん研究会会員
事務局
事務局長柴折 史昭吉野川学識者会議委員、河川・渓流環境アドバイザー
事務局員河野 功元徳島県農業開発公社代表理事
事務局員森 紗綾香徳島県環境アドバイザー
顧 問
江崎 保男元兵庫県立コウノトリの郷公園園長

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