認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

抱卵順調

3月5日までに1個目の卵を産んだと思われる鳴門板東ペアは、7日から本格的な抱卵に入っています。
映像では、ゆうひ(J0044オス)が抱卵している巣に、あさひ(J0480メス)が戻り、抱卵交代をします。
抱卵のために伏す前に嘴で巣の中を探っているように見えるのは、転卵(てんらん;卵が正常に育つよう卵の上下を変えること)だと思われます。

産卵を推定。抱卵時間伸びる

観察カメラのデータから3月5日までに初卵を産んだと推定しました。詳しくは「お知らせ」をご覧ください。
映像では、あさひ(J0480メス)が巣に伏して抱卵する姿勢になり、しばらくして、ゆうひ(J0044オス)は巣材調達のために出て行きます。
今日は抱卵時間が伸びて、観察時間に占める割合が80%を超えました。

抱卵姿勢、侵入者、そして交尾

鳴門板東ペアは巣作りを続ける一方で、巣に伏して抱卵姿勢をとる時間が伸びています。
映像では、抱卵姿勢のあさひ(J0480メス)が上空を気にする様子。ゆうひ(J0044オス)が緊急帰還すると同時に別個体が巣の近くを通り過ぎます。
ペアで激しくクラッタリングし侵入者に対して警戒行動をとり、やがて交尾

巣作り期から産卵期には、このパターンが繰り返されます。

雪の日の朝寝

当地では11年ぶりとも言われる大雪に見舞われた朝、鳴門板東ペアは7時を過ぎても巣にいます。しかも伏したまま。先に立ったのは、ゆうひ(J0044オス)で直ぐにあさひ(J0480メス)の背に乗り交尾の体勢をとりますが、うまくいかず諦めます。
この時期は普通は巣に立ったまま巣で夜を明かし、6時台には巣を出て行きます。やはり寒さがこたえたのでしょうか。
こちらは、周囲の雪景色の映像です。

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