雨の中の抱卵交代
鳴門板東ペアは順調に抱卵を進めています。
今日は朝から、久しぶりに本格的な雨。
映像では、雨は小降りながらも降り続いていて、抱卵しているゆうひ(J0044オス)も、巣に戻って来て交代して巣に伏し卵を抱くあさひ(J0480メス)も羽毛が相当濡れています。
雨の影響もあって、立っている時間が極めて短く、抱卵姿勢をとる時間の割合は今シーズン最長の98%超えになりました。
カメラのレンズに雨滴が着いて映像が部分的にボケています。
鳴門板東ペアは順調に抱卵を進めています。
今日は朝から、久しぶりに本格的な雨。
映像では、雨は小降りながらも降り続いていて、抱卵しているゆうひ(J0044オス)も、巣に戻って来て交代して巣に伏し卵を抱くあさひ(J0480メス)も羽毛が相当濡れています。
雨の影響もあって、立っている時間が極めて短く、抱卵姿勢をとる時間の割合は今シーズン最長の98%超えになりました。
カメラのレンズに雨滴が着いて映像が部分的にボケています。
3月5日までに1個目の卵を産んだと思われる鳴門板東ペアは、7日から本格的な抱卵に入っています。
映像では、ゆうひ(J0044オス)が抱卵している巣に、あさひ(J0480メス)が戻り、抱卵交代をします。
抱卵のために伏す前に嘴で巣の中を探っているように見えるのは、転卵(てんらん;卵が正常に育つよう卵の上下を変えること)だと思われます。
観察カメラのデータから3月5日までに初卵を産んだと推定しました。詳しくは「お知らせ」をご覧ください。
映像では、あさひ(J0480メス)が巣に伏して抱卵する姿勢になり、しばらくして、ゆうひ(J0044オス)は巣材調達のために出て行きます。
今日は抱卵時間が伸びて、観察時間に占める割合が80%を超えました。
相変わらず侵入個体による巣への大接近が続いています。
3羽が鳴門板東ペアの頭上へ繰り返しやって来て巣に降りるような連続攻撃を見せ、ペアは激しいクラッタリングで追い払うのに躍起です。
この侵入者の影響か、今日の交尾回数は今年最多の10回を記録し、ペアが巣を空けたのは40分間と最短となりました。
鳴門板東ペアは巣作りを続ける一方で、巣に伏して抱卵姿勢をとる時間が伸びています。
映像では、抱卵姿勢のあさひ(J0480メス)が上空を気にする様子。ゆうひ(J0044オス)が緊急帰還すると同時に別個体が巣の近くを通り過ぎます。
ペアで激しくクラッタリングし侵入者に対して警戒行動をとり、やがて交尾。
巣作り期から産卵期には、このパターンが繰り返されます。
当地では11年ぶりとも言われる大雪に見舞われた朝、鳴門板東ペアは7時を過ぎても巣にいます。しかも伏したまま。先に立ったのは、ゆうひ(J0044オス)で直ぐにあさひ(J0480メス)の背に乗り交尾の体勢をとりますが、うまくいかず諦めます。
この時期は普通は巣に立ったまま巣で夜を明かし、6時台には巣を出て行きます。やはり寒さがこたえたのでしょうか。
こちらは、周囲の雪景色の映像です。