認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

夜は巣で過ごします

昨日巣立った幼鳥3羽は、昨日も今日も、夕方には巣に揃い、夜を過ごします。
昼間も何度も巣に戻り、巣で親から餌をもらってもいます。巣立ってもしばらくは、こういった状態が続きます。
今日は18時半ころ、3羽が巣に揃いました

3羽とも巣立ちました

7時半過ぎから3羽とも五月雨的に巣から飛び立ったり戻ってきたりを繰り返していました。8時過ぎに、ついにどの個体も巣に戻ってこなくなり、その後、3羽揃って巣の西側の農地に降りているのを確認しました。孵化後80日目で、これまでで最も長くかかりました。巣の全個体が同日に巣立ったのは初めてです。
映像では、巣を出たり戻ったりしながら、最後は3羽とも居なくなります(編集しています)。

巣の西側に降り立った3羽

めいの初フライト

昨日は渦と海(かい)は初フライトを決行したものの、めいだけ飛んでいませんでしたが、今日は3羽全員が練習飛行を行いました。
しかし、いずれも着地せず、巣立ちには至らず。過去3年の巣立ちで最も長くかかった2017年のなるの記録(孵化後79日目)を塗り替えることが決定しました。
映像は、めいの初フライトです。初めてにもかかわらず、飛行時間は4分を超えて最長でした。長いので途中をカットしてあります

初フライト!

今日は雨のやみ間をぬって初めてのフライトを見せました。11時過ぎから15時前にかけて複数回、数十秒から2分間ほど巣から離れました。巣以外のどこかに着地したら「巣立ち」としていますが、着地は確認できませんでした。
映像では、1羽が突如として飛び立ち、残った2羽は茫然と見送るばかり。2羽の視線から、飛び立った個体は巣の近くを飛んでいるようで、巣に近づくと留守の2羽は歓迎のクラッタリングと、親鳥を迎え入れる時と同じポーズをとります
フライトの動画は、tomomi.okinoさんのインスタグラムで見えます。

背中に着地

今日こそは巣立つだろうと思ったら、未明から激しい雨と風で、また延期になったようです。それでも、風雨が弱まった間にトレーニングはしていました。
映像では、体の小さな「めい(J0279、メス)」が強い風を正面に受けてしきりに浮かぼうとします。浮かんだものの強い風のためか着地のコントロールが難しく、8:00:46あたりできょうだいの背中に着地してしまいました。
コウノトリのきょうだいは、飛行トレーニングの際に蹴られたりたたかれたりしても、また餌の奪い合いをしても、けんかにならないのが感心です。

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