侵入個体が接近
親鳥以外のコウノトリの成鳥は、ひな達にとって危険な存在です。時には、ひなを襲い死傷させることがあります。
今日の午後、1羽の侵入個体が上空から巣に降りるような行動を見せました。メス親がすぐに巣に戻り、警戒態勢。侵入個体は3度、4度と巣へ大接近しますが、メスの防御で事なきを得ました。この後、オス親も巣に戻って警戒にあたりました。
親鳥以外のコウノトリの成鳥は、ひな達にとって危険な存在です。時には、ひなを襲い死傷させることがあります。
今日の午後、1羽の侵入個体が上空から巣に降りるような行動を見せました。メス親がすぐに巣に戻り、警戒態勢。侵入個体は3度、4度と巣へ大接近しますが、メスの防御で事なきを得ました。この後、オス親も巣に戻って警戒にあたりました。
3羽のひなは、立っている時間が少しずつ増えてきていますが、3羽が同時に立つシーンはなかなか見せてくれません。
今日は、短時間ですが、3羽揃って立つ場面がありました。
5月8日の足環装着時に最も体重が軽かったJ0279(メス)は、3羽の中では体も小さく、この時は立っている時間が最短でした。
前夜からの強い雨風にさらされたひな達。短時間ながら叩きつけるような雨と、電柱の上では十数メートル吹いたはずの風ニモマケズ。
体はかなり濡れているようですが、風にあおられながらも立ったり羽ばたいたり、元気です。
ひな達はぐんぐん成長し、両親は子育てにおおわらわです。
映像は、オス親が巣材を運び込んだ後に、餌を吐き出してひな達に与えます。今朝5時以降6回目の食事なのに、食べ終えた後も親鳥の嘴を突いて催促します。
足環装着から一夜明けた親子の状態は、、、、。
野生復帰を目指す上で必要だとは言え、親子にとっては全く災難でしかない昨日の足環装着でしたが、朝から、動き食欲とも昨日までと変わらない元気な姿を見せてくれました。
今日はひなの足環装着作業を行いました。
午前9時過ぎから作業を開始し、9時40分頃に3羽のひなを確保。体重測定、足環装着、体温測定、採血、羽毛サンプル採取などを行い、10時20分頃に無事に3羽を巣に戻すことができました。映像は巣に戻すシーンです。