雨ニモマケズ
前夜からの強い雨風にさらされたひな達。短時間ながら叩きつけるような雨と、電柱の上では十数メートル吹いたはずの風ニモマケズ。
体はかなり濡れているようですが、風にあおられながらも立ったり羽ばたいたり、元気です。
前夜からの強い雨風にさらされたひな達。短時間ながら叩きつけるような雨と、電柱の上では十数メートル吹いたはずの風ニモマケズ。
体はかなり濡れているようですが、風にあおられながらも立ったり羽ばたいたり、元気です。
ひな達はぐんぐん成長し、両親は子育てにおおわらわです。
映像は、オス親が巣材を運び込んだ後に、餌を吐き出してひな達に与えます。今朝5時以降6回目の食事なのに、食べ終えた後も親鳥の嘴を突いて催促します。
足環装着から一夜明けた親子の状態は、、、、。
野生復帰を目指す上で必要だとは言え、親子にとっては全く災難でしかない昨日の足環装着でしたが、朝から、動き食欲とも昨日までと変わらない元気な姿を見せてくれました。
今日はひなの足環装着作業を行いました。
午前9時過ぎから作業を開始し、9時40分頃に3羽のひなを確保。体重測定、足環装着、体温測定、採血、羽毛サンプル採取などを行い、10時20分頃に無事に3羽を巣に戻すことができました。映像は巣に戻すシーンです。
ひなの足も成長し、ずいぶん長く、強くなりました。近く予定している足環装着時には、足の太さを計測し、規定以上の太さであることを確認できたら、正規のアルミ製の足環を両足に装着するします。太さが十分でない場合は、プラスチック製のカラーリングを着けることになります。
映像は、オス親と3羽のひな。ひなは、まだ犬のお座りのような姿勢でしゃがんでいることが多いのですが、頻繁に立って歩くようになりました。
鳴門板東ペアの子どもたち3羽は順調に育っています。親鳥が巣にとどまってひなを守る時間は少なくなり、ひなだけで留守番する時間が増えています。ひなを襲う可能性があるカラスやトビは度々巣に接近しますが、もう手を出せないほど大きくなりました。
映像では、いちばん小さいひなが立ち上がりますが、脚力が随分しっかりしてきたのが分かります。3羽の大きさの差は例年より少ないように見えます。