餌を巡る持久戦
オス親からもらった長いモノは小さめのヘビのようです。これを2羽のひなが引っ張り合い。長い長い膠着状態が続き、戦いに参加していない1羽はまるでレフェリーのよう。
4分にわたる引っ張り合いに決着がついた瞬間、案の定、勝った方が土俵際で後にバランスを崩して、ヒヤリとさせてくれます。
なお、この勝負は最初から予想がつきます。ヘビの頭をくわえた方が断然有利です。鱗の向きを考えると分かります。
動画は4分を超えます。真ん中あたりは動きが止まっているので飛ばして見ても大丈夫です。
オス親からもらった長いモノは小さめのヘビのようです。これを2羽のひなが引っ張り合い。長い長い膠着状態が続き、戦いに参加していない1羽はまるでレフェリーのよう。
4分にわたる引っ張り合いに決着がついた瞬間、案の定、勝った方が土俵際で後にバランスを崩して、ヒヤリとさせてくれます。
なお、この勝負は最初から予想がつきます。ヘビの頭をくわえた方が断然有利です。鱗の向きを考えると分かります。
動画は4分を超えます。真ん中あたりは動きが止まっているので飛ばして見ても大丈夫です。
ひな達はますます大きくなっています。
オス親と比べればまだまだ小さいものの、映像で分かるようにメス親とは変わらないくらいにまでなって来ました。
オス親が運んで来る餌は大物も多くて、ウシガエルも頻繁に吐き出します。
この映像でも、オス親がウシガエルを1匹吐き出すと、ひな達はいつも通りの奪い合いを展開した後、1羽がゲット。獲物を飲み込むのは頭からなので、最後にウシガエルの足がくちばしから出ている瞬間を見ることになります。
ひな達は3羽とも順調に成長していますが、体格や動きの違いは足環装着時の体重差のままのようです。
映像の向かって左側はJ0279(メス)で、最も体重が軽かった子です。あとの2羽(J0278、J0280、ともにオス)との体格差は歴然で、大きい子の方が動きも大きく、ジャンプしながら羽ばたき訓練も始めています。
親鳥以外のコウノトリの成鳥は、ひな達にとって危険な存在です。時には、ひなを襲い死傷させることがあります。
今日の午後、1羽の侵入個体が上空から巣に降りるような行動を見せました。メス親がすぐに巣に戻り、警戒態勢。侵入個体は3度、4度と巣へ大接近しますが、メスの防御で事なきを得ました。この後、オス親も巣に戻って警戒にあたりました。
3羽のひなは、立っている時間が少しずつ増えてきていますが、3羽が同時に立つシーンはなかなか見せてくれません。
今日は、短時間ですが、3羽揃って立つ場面がありました。
5月8日の足環装着時に最も体重が軽かったJ0279(メス)は、3羽の中では体も小さく、この時は立っている時間が最短でした。