認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

侵入個体の接近を警戒

夜は巣でねぐらをとるものの、昼間に巣に戻る事はまだ少ない鳴門板東ペアですが、今日は久しぶりに巣に緊急帰還して警戒態勢をとりました。
画面左から戻って来るのはオスのゆうひ。続いて巣に戻るのは、巣の東側の電柱にとまって警戒していたメスのあさひです。このカメラには写っていませんが、別カメラによると少なくとも1羽が巣の近くを通過しました。

※この前後に、2回にわたって、1台の車が巣の近くに駐車し子どもを含む3人が巣の直ぐ下まで近づいているのが映像に記録されています。(映像の公開はしていません)
看板などにより、巣の近くには近づかないようお願いしていて、ほとんどの方がマナーを守ってくださっています。ご理解、ご協力をお願いいたします。

夜中に出動

鳴門板東ペアは、元日から連続、巣で夜を過ごしています。
夕方巣に入り、早朝に巣を出て行くのが標準パターンですが、今日は午前2時過ぎに2羽とも巣を出ました。
こんな時刻に2羽揃って巣を出るのを確認したのは初めてです。
そのまま夕方まで巣に戻ることはなく、17時半頃に戻りました。

未明に巣を出るペア
夕方巣に戻るペア

2023年大晦日のゆうひ

巣に戻る回数が少ない最近の鳴門板東ペアですが、大晦日にゆうひ(J0044オス)が5分ほど巣に滞在しました。
2023年は本州などからのコウノトリの飛来数がますます増え、巣の周辺への飛来数も増加の一途。追い払いに躍起だった鳴門板東ペアも、最近は対応疲れの様子です。
しかし、もうベテランの鳴門板東ペアですので周囲の騒動に負けず、年が明けると徐々に繁殖モードに入っていくことでしょう。

巣に滞在するゆうひ 2023年大晦日

ゆうひが巣材を搬入

鳴門板東ペアのゆうひ(J0044オス)が巣材を巣へ運び入れました。
と言ってもこの1回だけで、まだまだ本格的な巣作りの開始というのではありません。
しかし、ひなたちが巣立ってからメンテナンスをしていない巣がやせて小さくなってきたのを気にし出したのかも知れません。

巣に接近する群れに警戒

10月に入って、本州から40羽を超えるコウノトリが飛来、滞在しています。※徳島に滞在のコウノトリリスト参照
巣の周辺にも10羽を超える群れが常駐するようになっています。
今朝はこの群れが巣のすぐ近くに接近したため、鳴門板東ペアが巣に戻って警戒態勢をとりました。
映像ではペアのほかには1羽しか映っていませんが、10羽ほどが巣の近くの電柱にとまったり飛び回ったりして、ペアの警戒行動は25分ほど続きました。

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