認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

ペアで昼間に巣に滞在

今日の鳴門板東ペアは、昼間に巣に滞在すること2時間20分ほど。
本格的な巣作りはまだですが、近くに飛来個体がたくさんいることもあってか、巣への執着が強まっているのは間違いなさそうです。

正月の鳴門板東ペア

鳴門板東ペアは、昨年末までは巣でねぐらをとることはまれでしたが、年が明けて1日と2日は夕方から翌朝にかけて巣でねぐらをとりました。
春の繁殖に向けて、巣への執着が増してきたのかも知れません。
映像は3日の朝のペアの様子です。

何者かの接近に驚いて巣を飛び立つ

昨夜は巣へ帰ってこなかった結(J0708メス)も今夜は帰って来ました。
映像1の最後に巣に帰って来たのが結のようです。
普通なら、このまま巣で就寝となりますが、暗くなってから何者かが巣に近づき照明を当てるなどしたためか、3羽とも驚いて巣を飛び出してしまい、そのまま帰りませんでした。
映像2では、立っている2羽が巣の下手前を気にする様子をし出すと、巣に照明が当たります。少しして2羽が驚いたように飛び出し、続いて伏していた1羽も大急ぎで飛び出して行きます。その後にも巣に照明が当てられます。
7月5日の夜にも同じことがありました。
巣への接近や照射を当てるなど、絶対にやめて下さい。
巣立ち後もしばらくは幼鳥が巣で寝るのは、まだ飛翔力などが十分でない幼鳥にとって巣が安全だからなのです。


映像1
映像2

幼鳥たちの帰宅、今日は2羽

今夜、巣に帰って来たのは、2羽でした。凪(J0707メス)が帰らなくなってからは1晩だけ1羽も巣に帰らない日がありましたが、それ以外は3羽揃って帰って来て、巣で眠っていました。
今夜帰らなかったのは、結(J0708メス)のようです。
そろそろ、巣以外の場所で夜を過ごすことがあっても不思議ではありませんが、凪の行方が分からなくなったこともあり、心配してしまいます。

幼鳥たちの帰宅、しかし3羽

鳴門板東ペアの幼鳥たちは、今日はは19時を過ぎて巣に帰ってきました。
映像では、巣に入ったのはJ0706オス(陽)、J0705オス(幸)、J0708メス(結)の順のようです。その直後にはJ0044オス(ゆうひ)が巣に戻って3羽に吐き出し給餌をします。

残る1羽J0707メス(凪)は、6月28日の夕方を最後に、姿が確認できません。極めて深刻な状況と言わざるを得ません。J0707は6月28日時頃まで元気な姿が観察されていました。17:08までに他の3羽が巣に揃ったのにJ0707だけ帰って来ませんでした。この数分間に何があったのか、ミステリーです。
どこかでひょっこり、確認情報が上がることを祈ります。

1羽が巣に戻らず

幼鳥4羽のうち、凪(なぎ;J0707メス)が一昨日と昨日の夜、巣に戻りませんでした。
映像は、今日19時頃に巣に戻って来て、ゆうひ(J0044オス)から餌をもらう様子ですが、幼鳥は3羽です。いない1羽はやはり凪のようです。
例年、幼鳥は巣立ち後30日から40日は夜は巣で過ごします。巣立ち後3日で巣に戻らないのは、これまでになかった事態です。

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