風雨が強まる中でも羽ばたきトレーニング
朝から南東の風が強く吹きましたが、ひなたちは風に向かって羽ばたくトレーニング。風にあおられ危なっかしく見えますが、飛ばされてしまわないだけのコントロールはできています。
夕方からは強い雨も加わりましたが、その中でも果敢に風をとらえて羽ばたいているのは、5月20日の足環装着時に最も体重が軽かったJ0420メスです。
朝から南東の風が強く吹きましたが、ひなたちは風に向かって羽ばたくトレーニング。風にあおられ危なっかしく見えますが、飛ばされてしまわないだけのコントロールはできています。
夕方からは強い雨も加わりましたが、その中でも果敢に風をとらえて羽ばたいているのは、5月20日の足環装着時に最も体重が軽かったJ0420メスです。
今朝のひな達。良く見ないと巣へ戻ってきた母親のあさひ(J0480)と区別がつかないくらい、ひなは大きく成長しています。背中にGPSアンテナが見えるのが、あさひです。
3羽のひなに足環を装着しました。
詳しくは、「お知らせ」をご覧ください。
一つ目の映像は、足環装着やサンプル採取などが終わって、巣へ戻すところ。
二つ目の映像は、夕方、活発に運動するひなたちです。
ひなの旺盛な食欲を満たすため、親鳥は夜間も働いています。
空っぽに見える巣へ、2時間ほど前に巣を出て行ったあさひ(J0480メス)が戻って来て、ひなに吐き出し給餌を行います。
半時間ほど前に巣を出て行った父親のゆうひ(J0044)も餌を取って、日付が変わってから戻って給餌するのでしょう。
親鳥は大変です。
まだアヒル体型のひなたちですが、羽ばたきの自主トレを始めています。黒い風切り羽が伸びて来た細長い翼をバタバタさせると、まだバランスが取れずよろめいてしまいます。ひなを見守っている親鳥は、ゆうひ(J0044オス)です。
くちばしで羽毛を整えることは、鳥にとっては体の保温や飛翔に関わるとても大事な作業です。
映像では、3週齢を過ぎたひなが、親鳥(あさひ;J0480メス)羽づくろいを真似るように、しきりに胸の辺りの羽毛をくちばしでハミハミしています。
朝日を浴びているため、白い羽毛が金色に染まっています。