特定非営利活動法人とくしまコウノトリ基金

お知らせ

ひなの雌雄判定結果が出ました

5月8日に足環を装着した3羽のひなから採取したサンプルで徳島大学がDNAを調べた結果、次のとおり性別が分かりました。
県の公表資料はこちら
また、とくしま動物園による血液検査の結果は、3羽とも例年のひなと変わらない数値であり、順調に成長しているようだとのことです。

ひなの今日の様子 (2020年5月12日 観察カメラの映像から)


ひなに足環を装着しました

孵化後41日目となる3羽のひなに足環を装着しました。2017年以来4回目となる今回は、兵庫県立コウノトリの郷公園からの要員派遣なし、人員もかなり減らしての実施となりました。
今日は作業開始前に侵入個体が巣に大接近した影響か、高所作業車のバケットを上昇させても親鳥が巣を離れてくれないアクシデントがありましたが、無事に作業を終わらせることができました。
3羽のひなの足環の色と体重は次のとおり。順調に生育していると思われます。
J0278 右足:上赤・下黄、左足:上黒・下青 体重3.695kg
J0279 右足:上赤・下黄、左足:上黒・下緑 体重2.995kg
J0280 右足:上赤・下黄、左足:上黄・下黒 体重3.635kg
このあと、採取した羽毛を使ってDNAを調べ、来週には雌雄の発表ができる予定です。
足環装着や健康チェックなどの作業を終えてひなを巣に戻すシーンは「観察カメラ」をご覧ください。

休耕田をビオトープに(1)

増えつつある休耕田や耕作放棄地をコウノトリの夏期の餌場となるビオトープにしようと言う取組です。このエリアで数カ所の耕作放棄地を水田に再生するための整備を開始しました。
今日は、イグサやガマで覆われた2枚の休耕田の草刈り作業に取り掛かりました。刈り払い機や、ハンマーナイフモアと言う機械を使いますが、3日以上はかかりそうです。その後、耕耘や漏水防止対策を施し、夏には浅く水をはった水田状態になる予定です。この2枚は、当基金メンバーのボランティア作業です。
下の動画、写真のほか、FacebookとInstagramでも動画、写真を見ることができます。
https://www.facebook.com/kounotori.kikin/ 
https://www.instagram.com/kounotori_kikin/

草刈り作業の動画はこちら(発動機の音が入っています)

草刈り前 イグサが繁茂している
ハンマーナイフモアと刈り払い機で
イグサの株は茎がびっしり詰んでいて、手強い!
昼前から夕方までかかって、やっと3分の1ほど

J0140(蓮)が死亡しました

2020年4月2日、香川県多度津町で、J0140♂(蓮;れん)が死亡しているのが発見されました。何かに激しく衝突したと考えられます。4月28日に、当基金に蓮らしきコウノトリが多度津町で死んだとの情報が寄せられ、香川県側に情報収集を行っていました。徳島県も香川県から情報収集し、死亡して見つかっていたのがJ0140(蓮)であることが確認されたことから、徳島県が本日公表しました。

蓮は、2017年鳴門市で生まれた3羽のうちの1羽で、きょうだいのJ0142♀(あさ)も2018年2月9日に鳴門市内で事故死しています。残る1羽のJ0141(なる)は4月下旬に鳴門市内で確認されています。
1971年の野外個体の絶滅後、兵庫県豊岡市地域周辺以外では、全国で初めて巣立った蓮たちは、全国から注目され、徳島県民から親しまれ愛されていたコウノトリでした。とても残念です。

2020/3/24 鳴門市で(撮影:沖野智美さん)
2020/3/24 鳴門市で(撮影:沖野智美さん)

「ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト」田植え編

風は強いですがお天気も恵まれ、本日田植えを行いました。

栽培農家の鳥養さんが華麗に田植え機を操作し着々と苗を植えている横で、水動物物のためのシェルターも整えました。

稲の生育が順調に進めば、8月には稲刈り、秋からお酒造りに入る予定です。おいしいお酒ができることを楽しみにお待ちください。

稲は「ハナエチゼン」という早く実ることが特徴の品種です
田んぼの端に、水を落とした時に水生動物が逃げ込めるシェルターを作ります
シェルターは、少し深くします
お酒を造ってくださる本家松浦酒造場の松浦素子さん(右)と、とくしまコウノトリ基金の熊谷理事長(左)

「ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト」始動

日本酒ファンに、コウノトリの野生復帰や生物多様性、環境保全型農業に興味を持ってもらうことを目的に、地元の酒蔵である本家松浦酒造場さんとコラボ。
化学合成の農薬と肥料を減らし、水田で生き物を増やす技術の実証実験をしながら栽培したお米で清酒を造って販売。収益の一部をご寄付頂くというプロジェクトです。
一般財団法人日亜ふるさと振興財団の助成を頂いて実施します。

今日は、栽培農家の鳥養さんが代掻きを行い、夏になって水を落とす時にオタマジャクシなどの水生動物のシェルターとなる「江」作りにも取りかかってくれました。
来週には、田植えを行います。

代掻き中。トラクターの後をチュウサギが餌を取りながらついて行きます
水田に少し深みを作り、水生動物のシェルターにする実験を行います
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