特定非営利活動法人とくしまコウノトリ基金

お知らせ

J0181(歌)が産卵したようです

2018年に鳴門で生まれたJ0181(愛称「歌」、メス)が、栃木県小山市の人工巣塔で産卵したと推定され、その後抱卵を続けているようです。1971年の野生絶滅後、東日本では初めての産卵です。
歌は、J0182(愛称「百(もも)」、メス)とともに、2018年3月13日生まれ。5月24日に巣立ちましたが、4日後に用水路で溺れているところを住民に助けられ、とくしま動物園で診断してもらった後、巣の近くで放鳥しました。
その後は、県内外を広く飛び回り、今年1月から2月にかけて本州から徳島へ一時帰省していました。3月に栃木県小山市へ移動し、J0128(愛称「ひかる」、2016年生まれのオス、千葉県野田市が放鳥)とカップルとなったようです。
詳しい情報は、小山市のHPをご覧ください。

歌はまだ満2歳。2歳のメスが産んだ卵の孵化事例はないようですが、来年以降は大いに期待できます。
なお、きょうだいの百は、2018年秋から消息がつかめていません。

今年、一時帰省していた歌(J0181) 2020年1月29日 松茂町で

ひなの雌雄判定結果が出ました

5月8日に足環を装着した3羽のひなから採取したサンプルで徳島大学がDNAを調べた結果、次のとおり性別が分かりました。
県の公表資料はこちら
また、とくしま動物園による血液検査の結果は、3羽とも例年のひなと変わらない数値であり、順調に成長しているようだとのことです。

ひなの今日の様子 (2020年5月12日 観察カメラの映像から)


ひなに足環を装着しました

孵化後41日目となる3羽のひなに足環を装着しました。2017年以来4回目となる今回は、兵庫県立コウノトリの郷公園からの要員派遣なし、人員もかなり減らしての実施となりました。
今日は作業開始前に侵入個体が巣に大接近した影響か、高所作業車のバケットを上昇させても親鳥が巣を離れてくれないアクシデントがありましたが、無事に作業を終わらせることができました。
3羽のひなの足環の色と体重は次のとおり。順調に生育していると思われます。
J0278 右足:上赤・下黄、左足:上黒・下青 体重3.695kg
J0279 右足:上赤・下黄、左足:上黒・下緑 体重2.995kg
J0280 右足:上赤・下黄、左足:上黄・下黒 体重3.635kg
このあと、採取した羽毛を使ってDNAを調べ、来週には雌雄の発表ができる予定です。
足環装着や健康チェックなどの作業を終えてひなを巣に戻すシーンは「観察カメラ」をご覧ください。

耕作放棄地をビオトープに(1)

増えつつある耕作放棄地をコウノトリの夏期の餌場となるビオトープにしようと言う取組です。このエリアで数カ所の耕作放棄地を水田に再生するための整備を開始しました。
今日は、イグサやガマで覆われた2枚の耕作放棄地の草刈り作業に取り掛かりました。刈り払い機や、ハンマーナイフモアと言う機械を使いますが、3日以上はかかりそうです。その後、耕耘や漏水防止対策を施し、夏には浅く水をはった水田状態になる予定です。この2枚は、当基金メンバーのボランティア作業です。
下の動画、写真のほか、FacebookとInstagramでも動画、写真を見ることができます。
https://www.facebook.com/kounotori.kikin/ 
https://www.instagram.com/kounotori_kikin/

草刈り作業の動画はこちら(発動機の音が入っています)

草刈り前 イグサが繁茂している
ハンマーナイフモアと刈り払い機で
イグサの株は茎がびっしり詰んでいて、手強い!
昼前から夕方までかかって、やっと3分の1ほど

J0140(蓮)が死亡しました

2020年4月2日、香川県多度津町で、J0140♂(蓮;れん)が死亡しているのが発見されました。何かに激しく衝突したと考えられます。4月28日に、当基金に蓮らしきコウノトリが多度津町で死んだとの情報が寄せられ、香川県側に情報収集を行っていました。徳島県も香川県から情報収集し、死亡して見つかっていたのがJ0140(蓮)であることが確認されたことから、徳島県が本日公表しました。

蓮は、2017年鳴門市で生まれた3羽のうちの1羽で、きょうだいのJ0142♀(あさ)も2018年2月9日に鳴門市内で事故死しています。残る1羽のJ0141(なる)は4月下旬に鳴門市内で確認されています。
1971年の野外個体の絶滅後、兵庫県豊岡市地域周辺以外では、全国で初めて巣立った蓮たちは、全国から注目され、徳島県民から親しまれ愛されていたコウノトリでした。とても残念です。

2020/3/24 鳴門市で(撮影:沖野智美さん)
2020/3/24 鳴門市で(撮影:沖野智美さん)

「ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト」田植え編

風は強いですがお天気も恵まれ、本日田植えを行いました。

栽培農家の鳥養さんが華麗に田植え機を操作し着々と苗を植えている横で、水動物物のためのシェルターも整えました。

稲の生育が順調に進めば、8月には稲刈り、秋からお酒造りに入る予定です。おいしいお酒ができることを楽しみにお待ちください。

稲は「ハナエチゼン」という早く実ることが特徴の品種です
田んぼの端に、水を落とした時に水生動物が逃げ込めるシェルターを作ります
シェルターは、少し深くします
お酒を造ってくださる本家松浦酒造場の松浦素子さん(右)と、とくしまコウノトリ基金の熊谷理事長(左)
1 2 3 4

Category

Archive

ページトップへ