認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

4月13日に孵化を推定しました

順調に抱卵を続けて来た鳴門板東ペア。4月13日朝、吐き出し給餌をし、孵化したと推定しました。
映像は最初の吐き出し給餌で、あさひ(J0480メス)が巣材を運び入れた直後に吐き出しを行います。ゆうひ(J0044オス)は巣を出ますが、あさひの吐き出し給餌は続きます。
13日、14日とも、あさひ6回、ゆうひが7回の吐き出し給餌を行いました。

抱卵交代

鳴門板東ペアは抱卵を交代しながら順調に進めています。
冷たい小雨が降り続くなか、あさひ(J0480メス)はもう3時間半近く抱卵中。ゆうひ(J0044オス)がやっと巣に戻ってきますが、あさひは「遅いよ!」と怒る様子もなく、穏やかに抱卵交代して出ていきます。

雨にもカラスにもマケズ

抱卵は順調に進んでいます。
今日は小雨の中あさひ(J0480メス)が抱卵していると、ハシブトガラスが巣に上がり込みます。あさひが睨んでも引かないカラス。あさひは立ち上がってカラスを追い払います。その後は、何もなかったように普段どおり、転卵して放卵に戻ります。

侵入者が飛び回る中での抱卵

2月9日に最初の卵を産んだと推定して以来、鳴門板東ペアは順調に抱卵を続けています。これまでにも増して今年は巣の周辺にコウノトリが多く、毎日、巣の周辺へ接近してきます。
映像では少なくとも5羽の侵入個体が巣の周辺を飛び回っています。抱卵はオスメスが交代で行いますが、こういう時は大抵メスのあさひ(J0480)が卵を抱き、オスのゆうひ(J0044)が侵入者を追い払ったり警戒にあたります。

逆マウンティング

鳴門板東ペアは、この1週間ほどは1日に巣材搬入を十数回から30回、マウンティングは数回から10回、短時間ながら放卵姿勢をとるなど、産卵に向けて順調に繁殖行動を進めています。
マウンティングは通常、立っているメスの背にオスが乗っかりますが、昨年までに、放卵姿勢(巣に伏している)のメスの背にオスが乗ることもありました。
ところが今日は、巣に伏しているオスのゆうひ(J0044)の背に、メスのあさひ(J0480)が乗ってマウンティング様の行動を見せました。
これは初めてのシーンです。

メスのあさひが、巣に伏しているオスのゆうひの背に乗る

巣作りが本格化

2月10日から、日に数回から十数回の巣材搬入が続いていますが、昨日(2月20日)は20回、今日(2月21日)は23回と増えて来ました。
いよいよ、本格的な巣作りが始まったようです。
映像では、あさひ(J0480メス)、ゆうひ(J0044オス)の順で巣材を運び入れ、続いてマウンティングを行います。マウンティング回数は、昨日は9回、今日は4回でした。

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