認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

活動&いきもの情報

ボランティアチーム「クレイドル」でビオトープの生きもの調査をしました

当初は稲刈り後の作業をする予定だったのですが、雨で田んぼに水が溜まっていたので、予定を変更してビオトープの生きもの調査をしました。

ビオトープの隅に作っている深みを網でガサガサすると、5㎝から10㎝くらいのフナがたくさん見つかりました。
その他にも、エビやミズカマキリも見つかりました。
フナは、産卵床の卵から大きくなった子たちかな。
小さな深みですが、予想以上にたくさんの生きものが見つかって、びっくりしました。

田んぼの周辺に作った溝もガサガサしてみましたが、稲刈りに向けて水を減らしていたり、刈ったり抜いた草が落ちて腐っていたりして、いい環境ではなくなっていたので、虫が何匹か見つかる程度でした。
生きものが住み続けるためには、その環境を維持し続けることが大事だなと改めて感じました。

そして、春に設置したインセクトハウス(虫の巣箱)の様子も確認しました。
すると、竹や木の穴に泥や草の詰め物がされていたり、様子を伺いにオオハキリバチが来ていました。
詰め物があるところは、おそらく虫が産卵しています。
虫たちが気に入って使ってくれたようで、うれしいです。

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