ボランティアチーム「クレイドル」で、レンゲの種まきをしました
ボランティアチームでお米を作っているビオトープに、レンゲの種をまきました。
レンゲは、空気中の窒素を取り込んで、植物が使えるかたちに変える力があります。
そのため、春にレンゲを土にすき込むと、とてもいい肥料になってくれるので、ほかの肥料を使わなくてもいいこともあるそうです。
ですが、最近は田植えの時期がどんどん早くなってしまって、レンゲをすき込む時期と合わなくなってしまったり、化学肥料が安く手に入るようになったりしてレンゲを使う農家が減ったので、レンゲ畑を見る機会は減ってしまいました。
ビオトープづくりをしているエリアは、5月下旬から6月中旬にかけて田植えをするため、レンゲの種が実る時期まで田植えの準備をしないので、今年からレンゲを取り入れてみることにしました。
レンゲの種は、ゴマより少し大きいくらいのサイズで、手ではうまくできそうになかったので、種をまく道具を使いました。
種が小さすぎて、どれくらいまけているのか全く見えず、パラパラと土に落ちる音だけしかわかりませんでした。
種をまいた後は、レーキや熊手を使って土をかぶせていきました。
コウノトリのお酒「朝と夕」を仕込むお米を育ててくれている3軒の農家さんも、今年からレンゲを取り入れてくれることになりました。
春にレンゲ畑が見えるといいな。