認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

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J0252とJ0202が死亡

10月22日、コウノトリを観察していた方から、鳴門市大麻町でコウノトリが送電線に衝突し落下したとの連絡を頂き現場に急行すると、コウノトリ1羽がレンコン畑で動けずにいました。畑の外へ運び出し、数名の観察者が見守ってくれましたが、息を引き取りました。とくしま動物園に運び獣医師に見てもらったところ、胸部強打による気嚢および肺挫傷との診断。
死亡個体は、J0252、今年5月に豊岡市で生まれたオス。栄養状態は良好で体重は5.8kgもありました。今年9月16日に鳴門市への飛来が確認されていました。

J0252(沖野智美さん撮影)

10月23日、農家の方から鳴門市大麻町の用水路でコウノトリが死んでいるとの連絡があり、現場に向かうとコウノトリは用水路の中でうつ伏せに浮いていました。引き揚げると、翼以外はほとんど白骨化していましたが足環から、J0202、昨年4月に豊岡市で生まれたメスであることを確認しました。死因等は不明。今年9月16日に鳴門市への飛来が確認され、10月18日までは元気でいるのを当基金のメンバーが観察していました。

J0202(沖野智美さん撮影)

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