認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

ひなの成長②

孵化後3週間。卵を産んでから孵化後しばらくは、卵や孵化後間もないひながトビやカラスに捕食される可能性が高いため、親鳥が巣を空けることはありません。しかし、最近は短時間ながら度々、親鳥が2羽とも巣を空けるようになっています。それだけ、ひなが大きくなったということでしょうけど、見ている方はまだ心配ではあります。
映像は、ゆうひ(J0044オス)が巣を出てから14分後に、あさひ(J0480メス)が巣に戻って3羽のひなに給餌するシーンです。

14分間ひなだけになっていた巣に戻るあさひ

ひなの成長①

ひなの翼には黒い風切羽が生え始めています。
排便も巣の外へ向いて上手にできるようになっています。
映像では、3羽のひなのうち1羽が、後ろ向きに巣の縁に進んでお尻を巣の外へ向けて排便します。

3羽のひなと父親のゆうひ(J0044オス)

ひな3羽は元気

鳴門板東ペアのひなは、確認できているのは3羽。
遅く孵化したと思われる1羽は他の2羽に比べて小さいため、巣の外壁にかくれて見えにくいのですが、元気に育っているようです。
映像では、ゆうひ(J0044オス)が吐き出し給餌をするシーンで、最初の部分で3羽のひなが首を伸ばして餌を催促しています。

鳴門板東ペアとひな(写っているのは2羽)

ひな3羽を確認

ひなは少なくとも3羽いることが分りました。
一番小さなひなの頭がなかなか見えず、見えても他の2羽と同時に見えるのは一瞬です。
映像では、あさひ(J0480メス)が立ち上がってすぐ、小さな頭を3つ確認することができます。

あさひとひな(この写真に写っているひなは2羽)

少なくとも2羽

早くも小さなひなが、ちらりとですが頭を見せるようになりました。
下の画像では、あさひ(J0480メス)のあごの下にひなの頭が一つのぞいています。
映像1では、あさひ(J0044オス)の足元に、ほんの一瞬ですが、ひなの頭が二つ現れて消えます。
現時点では、ひなの数は少なくとも2羽です。
映像2では、侵入個体が巣に繰り返し大接近し、あさひは必死でひなをまもります。

あさひとひな1羽
侵入個体とあさひ

孵化を推定

鳴門板東ペアが抱卵を続けていた卵が今朝までに孵化したと推定しました。
映像1は、早朝、ゆうひ(J0044オス)が卵の殻を巣の内部(産座)から取り出すようすです。
映像2は、昼過ぎ、あさひ(J0480メス)による、ひなへの吐き出し給餌のようすです。

卵の殻を産座から取り出すゆうひ
吐き出し給餌をするあさひ
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