認定NPO法人とくしまコウノトリ基金

観察カメラ

ひな3羽

孵化推定後1週間。ひなの姿は時々見えるものの、何羽なのか分からなかったのですが、今日は少なくとも3羽いることを確認できました。
映像は、あさひ(J0480メス)がひなに餌を与える場面。画面左上の時間表示で15:08:17〜18、ほんの一瞬ですが、頭をもたげるひなが3羽見えます。

吐き出し行動

本日、ゆうひ(J0044オス)による最初の吐き出し行動を確認しました。(1つ目の映像)
その後、あさひ(J0480メス)の吐き出しと食べ戻し(吐き出した餌のうち雛が食べきれない物を食べること)も確認されました。(2つ目の映像)
これにより、今日までに孵化したと推定しました。
また吐き出し行動の前には、卵の殻と思われるものを巣外へ捨てる行動も見られました。(3つ目の映像)

(J0044オス)による吐き出し

順調に抱卵進む

鳴門板東ペアは、侵入コウノトリのほかトビやカラスの邪魔にも負けず、順調に抱卵を続けています。本格抱卵に入ってから、ペアが抱卵姿勢をとっている時間の割合は調査時間の94%から98%を維持しています。
このまま無事に抱卵が進むと、今週後半には孵化が見込まれます。
映像は、あさひ(J0480メス)とゆうひ(J0044オス)の抱卵交代の様子です。

トビが巣に接近

最近、2羽のトビが巣に関心を持ってしまい、巣に接近することがあります。
今日も、あさひ(J0480メス)が抱卵中の巣に近づき、あさひの頭のすぐ上を通過。巣が欲しいのか、卵を狙っているのか分かりませんが、相当な執着ぶりです。トビがコウノトリの親鳥を襲うことはないでしょうが、あまり気持ち良くはありませんね。

こちらは3月26日のトビの大接近のようす。

5羽の侵入者が巣に接近

今日は、あさひ(J0480メス)が抱卵中に侵入個体が巣に大接近。映像では侵入個体は2羽に見えますが、別のカメラで確認すると、この時、巣の周りには5羽。
ゆうひ(J0044オス)が応援に駆けつけますが、侵入者等はしばらく巣の周りを飛び回っていました。

夜間の行動

コウノトリ鳴門板東ペアは、産卵期以降は夜は巣の上で寝ていますが、夜間にも行動することがあります。
昨夜は、あさひ(J0480メス)が夕方に抱卵交代して巣を出て、日付が変わっても巣に戻らず、午前3時前になって戻って来ました。
この間、巣外で何をしていたのか、確かなことは分かりませんが、昨日最後の抱卵交代の前には4時間以上も連続で抱卵していたことから、お腹がすいていたために暗い中で採餌していただろうことは想像できます。

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